あざらしい散文集

@Go5Festaの備忘録

202308_アジア3ヶ国旅行記⑨_ジョホールバルの朝編

こん〇〇は、あざらしです

気が付いたら新年もしっかりと明けて2月になってしまいそのあげく終わってました
自分の記憶も薄れつつあるので早く終わらせたいところですがなかなか時間がなく…(言い訳)

 

8月18日から23日にかけてのアジア3か国旅行について振り返る旅行記第9編です
今回は旅行5日目の午前、マレーシアで迎える朝編です

前回記事はこちらから

go5festa.hatenablog.com

8月22日 (火) ジョホールバルをほっつき歩きシンガポール
主な乗り物:Shuttle Tebrau 77 JB Sentral (11:30) → Woodlands CIQ

朝食を求めてジョホールバルをさまよう

目が覚めてホテルの窓から外を眺めるとシンガポールへ向かう道路の大渋滞が眼下に広がった
平日ということもあって通勤やビジネス需要も大きそうでRTSを早く作りたい気持ちがよくわかった

渋滞はウッドランズCIQからジョホールバル側までずっと連なっているようだ

きのうと電源車が逆端についていてあら~

今日のホテルも素泊まりなので、散歩がてら朝食をとりに行くことに
はじめは有名な「スルタン・アブ・バカール・モスク」を見に行こうと思っていたが、そこそこ距離がある上に歩道が未整備な部分も多く途中で断念*1

キレイだけど人気がないと思っていたら有名な廃墟で夜は治安がお察しらしい

仕方なく道を曲がって適当に進んでいると、人が多く出入りする建物を発見
官公庁系の施設が入っているビルのようで、2階にホーカーズのような雰囲気があったので階段を上ってみる

地図で言うとここであっているが店名はこれではない気もする(の割にレビューには見覚えのある風景が)

 

雰囲気はシンガポールのそれに近い
違いはなんて書いてあるのか全くわからないこと

実際に小規模なホーカーズのようになっており、これで朝食を確保……と思ったのだが英語が見事に通じない (完全に通じないのはなんだかんだこの旅初)
アワアワとしていると、柱の前でマスク (?) を売ったり銭勘定したりと、とりまとめ役のようなことをしている半袖Tのおっちゃん*2が声をかけてくれた

「米系と麺どっちがいい?」「辛いのはイケる?」「お茶も入れとくか?」(この辺全部英語) と聞いてきてくれて、それに答えると各屋台の店員に伝えてくれた

ナシゴレングリーンカレーっぽい汁はかなりスパイシーでコメが進む
アイスティー (結構甘い) とセットで12リンギットとオトク

最終的にいろいろ乗っかったナシゴレンとアイスティーが別々の屋台から運ばれてきて無事に朝食にありつけた
代金もおっちゃんに払ったので全体の金銭的な部分も取りまとめているのかもしれない

味の方も大満足で、おっちゃんに感謝を伝えまくってホテルへと戻る

「ブランチのあとはデザート」って 毎週刷り込まれてるよね

さてのんびりと朝飯を食っているとそろそろチェックアウト&列車の時間
ホテルを辞し、近くで評判のパン屋へと立ち寄ることに

創業1919年のHIAP JOOはパンというよりもバナナケーキで有名な店で、平日の10時過ぎに行ったにも関わらず店の前には行列が
といっても駅のような窓口で次々と現金払いで受け取れるので回転はものすごく速い
英語と中国語で書かれた値段表も貼ってあったので簡単に買うことができた

せっかくなので持ち帰ってお土産にしようかとも思ったが、この後数キロの炎天下ウォーキングを控えていることを思い出し、JB Sentralのベンチで一人爆食いするのであった

これがそのバナナケーキ 10切れで12リンギット
素朴な家庭料理に近い味で食べやすかった
さらばジョホールバル・こんにちはシンガポール (半日ぶり) 

カラフルでにぎやかなこちらはヒンズー教の寺院らしい

川沿いの遊歩道をのんびりと歩きつつJB Sentral駅に戻ってきた
前回触れたように数往復とはいえ国際列車以外も行き来するターミナル駅なので待合スペースも多く、Woodland CIQのように立って並ぶ人は少なかった

しばらくすると改札が開始
シンガポール発の際と異なりJB Sentralではマレーシア出国のみを行う

  1. 約30分前に改札が始まると改札の機械にパスポートや住民カード?をかざして予約記録と照合 (Suica残額のように何時の列車かなどがディスプレイに出る)
  2. 1フロア下って、マレーシアの出国審査と荷物検査を受ける (係員はいるが基本的に変なことしてなければ通れる)
  3. 待合室でシンガポールから来た乗客が捌けるのを待つ (部屋が小さめな割に結構にぎわっていて座れなかった) 
  4. 降車客が捌けたらホーム階へのコンコース行きドアが解放される
  5. ホーム階に降りて列車に乗り込む

JB Sentral駅では撮影禁止ということもなく*3、昨日とれなかった車両の写真を撮りにホームを行ったり来たり
国際列車で出発まで余裕があるのが助かる

プッシュプルの両端で全く趣の違う機関車がくっついている

 

使われる機会は少ないだろうがちゃんと駅周辺の施設案内もあった

そんなこんなでこの列車もほぼ定刻にJB Sentralを発車
国際列車としての趣と日常のシャトル便としての正確さとを兼ね備えているなかなか珍しい体験ができる
今回は往路の逆、進行方向右側に着席した

駅を出てすぐ右手側にはZホテルの姿も

もうお昼前だがシンガポール方面のコーズウェイは未だ渋滞していた

往路同様あっという間にシンガポール側に入り見慣れたホームに到着する
復路はシンガポール入国手続きのために、昨日通ったシンガポールイミグレーションだけを通過する
このときSG Arrival Cardの登録を忘れていると入国できないので注意!
(入国のたびに必要になるので最初の空港入りだけではなくここでも必要になる)

のんびりと降車したら外国人向けゲートの最後尾近くになり時間を喰ってしまったものの無事シンガポール再入国を終え、近くのバス停からウッドランズ駅行きのバスに乗り込むのであった

空いていたので二階建てバスの先頭をゲット
視界が高くてなかなか面白いしMRTも見ることができた

次回は旅行最終日の午後、まだまだ懲りずにシンガポール島内を徘徊します

*1:ふつうはGrabなどを使っていく距離らしい

*2:日本の縁側でスポーツ新聞読んでそうな風貌のおっちゃんだったけど英語ペラペラだったので恰幅や服装で人を判断しちゃダメですね

*3:もちろんイミグレ周辺は禁止だが

202308_アジア3ヶ国旅行記⑧_Shuttle Tebrauでマレーシア入国編

こん〇〇は、あざらしです

気が付いたら新年もしっかりと明けてしまいました
自分の記憶も薄れつつあるので早く終わらせたいところですがなかなか時間がなく…(言い訳)

 

8月18日から23日にかけてのアジア3か国旅行について振り返る旅行記第8編です
今回は旅行4日目の午後、マレーシアへの入国編です

前回記事はこちらから

go5festa.hatenablog.com

 

8月21日 (月) いざマレーシアへ
主な乗り物:Shuttle Tebrau 86 Woodlands CIQ (17:35) → JB Sentral

MRTでシンガポール島を北上

クラークキーのホテルを辞し、North East Lineでクラークキー駅からドビーゴート駅へ、North South Lineでオーチャード駅へと乗り継ぐ
オーチャード駅の改札前を出ると駅直結デパートがあり、少し前に昼飯を食べたにもかかわらずデパ地下グルメを楽しむことができた

揚げバナナと甘い豆乳とかいうデブ活セット

おやつタイムの後は更にThomson-East Coast Lineに乗り継ぎ終点のウッドランズノース駅まで

終点に近づくと車内はガラガラになった

終点のウッドランズノース駅は近くに共和理工学院というポリテク*1があり、折り返しの便には多くの学生が乗車していった 

どことなく千里中央感のあるウッドランズノース駅ホーム

駅を出ると新設地下鉄感があふれる*2こぎれいなバス停と作りかけロータリーなどがお出迎え
また、マレーシア・ジョホールバルとの国際列車Shuttle Tebrau置き換えのための高速輸送システム (RTS) のシンガポール側駅がここにできる*3ことになっており、工事がたけなわだ

マレーシアに向けてどったんばったんやっていた

ここから現時点でのマレーシアへの出入国地点であるWoodlands CIQ駅までバスで向かう
Googleのバスマップが改訂しきれていなかった?ようで、本当は駅のバス停までバスが来ているらしいがそれに気づかず大通りまで歩いてしまった

自然公園の脇らしく緑豊かだが通るのは多くが工事トラック

Woodlands CIQ近くのモスクがシンガポールの空に溶け込んでいた

かつてマレー鉄道が直通していた際のWoodlands駅だが今はもう入れない

ジョホール海峡を渡りいざマレーシアへ

シンガポールとマレーシアとの間にはジョホール海峡が通っているが、道路・鉄道共用の堤道と道路橋*4がそれぞれ1本ずつ両国を結んでいる
Johor-Singapore Causewayと呼ばれる堤を通るマレー鉄道は、かつてはシンガポールの中心部とマレーシアの首都クアラルンプールとを結んでいたが、2011年にシンガポール島区間が廃止されてWoodlands CIQ駅が終点に、さらに2015年にはジョホールバルで系統分離が行われるようになり、今では堤の両側であるWoodlands CIQ駅とJB Sentral駅の間約2kmをShuttle Tebrauと呼ばれるシャトル列車が行き来するだけとなってしまった

RTSの開業と引き換えに廃止となることがほぼ決まっているこの客車列車に旅の記念に乗ってみたく (ついでに宿泊費を削りたく) 、いそいそとやってきた

Shuttle Tebrau乗車に関するいろいろ
  • 5分のシャトル列車ながら着席定員制 (かつての湘南ライナー的な)
    • 他のマレーシア内都市間鉄道同様に満席になった場合は乗車不可
  • マレー鉄道の公式サイトより1か月前から事前予約可能
    • かつてはマレーシア国内のクレカが必要だったようだが2023年時点では日本のクレカで問題なく買えた 
    • 朝夕の通勤時間帯は早々に売り切れることも
  • 運賃は片道5 MYR (約160円) もしくは5 SGD相当 (17.7 MYR≒550円)
  • 国際列車なので出入国審査と税関手続きがある
    • 両国がそれぞれ酒とタバコにうるさいのでお土産購入のタイミングには注意
    • シンガポール発の場合はWoodlands駅で出入国審査を、ジョホールバル発の場合は各国でそれぞれ審査を受ける

 

生憎Woodlands CIQ駅は全面的に撮影が禁止されているので*5説明が難しいのだが、シンガポール側からの乗車までの流れを簡単にまとめる

  1. まずはロータリーから階段・エスカレータで1フロア分上がって線路とホームを跨ぐ通路 (なぜか横浜線の駅にありそうな雰囲気を感じた) で改札開始を待つ
  2. 約30分前に改札が始まると外国人の場合はパスポートの提示が求められ*6、係員の携帯端末で読み取られる (ちらっと見えた感じ名前と列車時間が照合されていた?)
  3. 階段を下りて通路をしばらく進み、シンガポールの出国審査を受ける (空港と同じようにほぼ自動化されている)
  4. 次の部屋に進みマレーシアの入国審査を受け (こっちは係員の人にどれだけ滞在するかなど聞かれる) 、問題がなければマレーシア入国スタンプをもらう*7
  5. 次の部屋で税関審査 (荷物だけで日本の国内線の手荷物検査くらいの雰囲気)
  6. ホームに出て列車に乗り込む

4. でガバガバ英語を露呈させてしまいマレーシア入管のお兄さんを困らせた気もするが無事に列車に乗ることができた

ディーゼル機関車でサンドイッチされた客車列車はほぼ定刻に出発し、すぐに堤の上へと出る
平日とはいえ昼間なので車内にはさながらシンガポールでの買い物帰りといった家族連れがのんびりと過ごしていて、まるで世界の車窓からのワンシーンのようだ
ちなみに番組1回分くらいで列車はもうマレーシア側に入り、時刻表通り5分で到着となった

ジョホール海峡を渡る 手前は水道橋で奥の工事現場はRTSの橋脚になるところらしい

車内は5分の乗車時間には勿体なく感じるようなリクライニングシート

KTMBはマレーシア鉄道公社 (Keretapi Tanah Melayu Berhad) の略

夕日の差し込むJB Sentral駅

こんにちはジョホールバル

1面1線と極限まで簡素化されたWoodlands CIQ駅とは異なり、ジョホールバル側のJB Sentral駅は他路線も乗り入れる*8ターミナル駅
マレーシア入国手続きはすでに済ましているためこの駅で特に列に並んだりすることはないが、この列車はそのまま折り返しシンガポール行きになるため、降車客は早めにホームから出るように促される*9
コンコース階へ上がると、住宅やマンションを広告する模型やお姉さんであふれている

開放的で空港ターミナルのような雰囲気もあるJB Sentral駅のコンコース

RTS開業でシンガポール勤務・ジョホールバル在住がこれまでよりずっと楽になると予想されているだけあって不動産バブル状態のようだ

ジョホールバルの街中でもマンション建設が進んでいた

コンコースにいくつかある両替店でシンガポールドルをいくらかマレーシアリンギットへと両替し、今日のホテルへと向かう
イオンのようなショッピングモール*10を抜け、大通りを少し進む*11とホテルは見えてきた

今回宿泊するZ HOTEL

前日とほぼ同じ値段とはとても思えない豪華さに珍獣たちもにっこり

窓からはJB Sentral駅、駅向こうの高層マンション群、ジョホール海峡
渋滞する道路と様々な景色を眺めることができた

このZ HOTELは昨日のホテルとほぼ同額の約8000円ながら、キングサイズのベッドトイレ*12シャワーブースもついてくる超豪華仕様だ
(大型テレビをつけたら前の利用者家族のアカウントでネットフリックス入ったままだったり、天井についていたシーリングファンは回したら偏心しててなんか落ちてきそうで怖かったりとガバもちらほら)

まだ夕暮れまで時間があるので荷物を軽くしてジョホールバルの街中を散策することにした

マレーシアの雰囲気を味わいに徘徊

ジョホールバルといえばジョホールバルの歓喜がよぎるがあいにくスタジアムは徒歩で行ける場所ではないらしい
また、屋台が多く出るような場所は駅の反対側をしばらく進んだところでバスに乗らないと厳しい…ということで周辺をぶらつくことに*13

ラブラブ写真が撮れそうなモニュメント 相手がいませんが…

海峡一つ挟んだだけだがシンガポールとの雰囲気の違いがひしひしと

ジョホールバルはかつて日本軍がシンガポール攻略を前に駐留していたことでも知られており、その当時山下奉文中将が駐屯していた建物は州の政庁舎を経て今も現存している (Jabatan Diraja Johor)

アホ面で眺めても歴史を感じさせてくれる重厚な建物だった
山下将軍はここからシンガポールを眺めて攻略法を考えていたのだろうか

ゴミ一つ落ちていないシンガポールから来てすぐということもあり、徘徊している際は街中に落ちているゴミがついつい気になったが、振り返ってみれば韓国や日本の商業地域と同じくらいなので際立って汚いわけでもなかった

駅前のショッピングモール (City Square) に戻りバラマキ用のお菓子を買い、地階に入っていたマレーシア版イタトマのようなカフェレストラン (Secret Recipe) で夕ご飯にする

チキンチョップにサラダ・スイカジュースで約27 RM (≒850円) 安くて美味しい
海外で生野菜は…なんてことは全く考えていなかった (能天気)

一人旅で夜遅くまで出歩くのはあまり得策ではないと判断し、夕食後はそそくさとホテルに戻った
その後はごろごろとこの旅最後のベッドを満喫したのであった

この日の歩数:34648歩

次回は旅行最終日、シンガポールへと舞い戻ります

 

*1:日本の高専に近い教育機関

*2:この駅を含む区間は2020年1月に開業

*3:今のところ2026年末予定らしい

*4:前日に訪れたビール工場近くにある

*5:ガッツリ撮ってる記事も見かけたけど異国一人旅で捕まりたくはないので

*6:購入時にパスポート番号を入力する必要がある

*7:シンガポールはオンライン&自動化だし韓国はシール貼付式なのでこの旅初めてのスタンプ

*8:といっても全部で数往復だが…

*9:すでに出国させたシンガポール行きの旅客と輻輳させたくないのはよくわかる

*10:入ってすぐにユニクロがドンと構えており一層日本感が

*11:ちょっと西成のような雑然とした雰囲気はあった

*12:強力なシャワー付き

*13:本当はGrabなどの配車アプリをタクシーがわりに使うのがいいのだろうがほぼ弾丸一人旅で面倒だったので最後まで使わなかった

202308_アジア3ヶ国旅行記⑦_雨の降る朝編

こん〇〇は、あざらしです

いつの間にか11月が終わっていて頭を抱えていますがブログの中ではいまだに8月です

 

8月18日から23日にかけてのアジア3か国旅行について振り返る旅行記第5編です
今回は旅行4日目の朝、雨音で目覚めるシンガポールの朝です

前回記事はこちらから

go5festa.hatenablog.com

 

8月21日 (月) シンガポール島内観光③

雨音で目覚める朝

なんだかんだ8時ころまで爆睡していると、雨戸に打ち付けるような雨音で目が覚めた
熱帯気候の割に日本の雨とあんまり違いがわからず 

昨日とうって変わり日本の梅雨の時期とよく似たどんよりとした空だった

ホテルは素泊まりなのでホーカーズに朝食を食べに出かける
ホテルの口コミに「12時跨ぐとドアロックが効かなくなる」とか書かれていたので少し不安だったが何の問題もなかった

ホテルから10分弱歩いてホンリム・マーケット&フードセンター
立体駐車場のような風貌のビルの1-2階が屋台街になっていて、9時過ぎだったが近隣の人々と思われる多くの客でにぎわっていた*1
ローカルフードをということでラクサを注文する 普通においしいし安いしアド

ラクサ (5 SGD) を頼んでからAtoEの衛生等級分けを思い出したけどBなら悪いだろう
いまさら気づいたけどラクサというよりチャークイティオ屋さんだったらしい

ホテルに戻り、荷物をまとめてチェックアウト
リュックをフロントに預けて、事前にチケットを取っていたガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ向かう
今日の天気はしばらくこんな調子らしく、昨日セントーサ島に行った判断を自画自賛していたが、傘を差していても普通に濡れるタイプの雨で、雨の日の厭な通学を思い出して萎える

池と噴水も雨の中だと冠水した道路with噴き出したマンホール感

今回向かうのはフラワードームクラウドフォレストの2つのドーム型施設
幸か不幸かクラウドフォレストではアバターコラボを*2実施中で、2施設の入場料が通常だいたい30SGDのところ約50SGDになっていてお財布に厳しい……

まずはフラワードームへと向かう

巨大なドームの中に世界の草花が育つ
????「このまま居座りたいのたん」

東南アジア地域を中心とした蘭の特別展が行われていた
????「ここのマスコットになってもいいですトン」

世界中の草花を珍獣と眺めているとあっという間に時がたってしまった

建物を出るとお土産コーナーに通じるが、お値段が(観光地価格×円安で)大変なことになっているのでそのまま今度はクラウドフォレスト

アバターコラボ (値段の割にそこまでコラボしてなくない?と思ってしまったのは内緒)

入るとまずは巨大な滝がお出迎え

巨大な空中回廊をのぼっておりてと、アバターコラボ抜きにしてもとても面白いアトラクションだった

土星の輪のようになっている部分を歩く

????「密林出身ってことでもいいのたん」

時間が来るとドーム全体が霧に覆われて幻想的な雰囲気に

霧が出てる間は撮り方を間違えると山の中で迷子になったようにしか見えない

終盤に通過した謎のキラキラゾーン よくわからなかった

クラウドフォレストの出口を出るとまたしてもお土産コーナーにつく
2つのドームの出口が同じ場所になっているのであった 高いので買えない(2回目)

 

アトラクションを楽しんでいるとお昼になっていたので、昨日と同じくガーデンズバイザベイ駅からMRTに乗ってマクスウェルl駅へ向かう

駅のそばにあるシンガポールでも特に有名なホーカーズ、マクスウェルフードセンター
ここで特に有名なのはチキンライスの天天海南鶏飯だが月曜定休でありつけず…
シュガーケイン (サトウキビジュース) を買ってホーカーズ内をうろつき、適当な店を探して阿公肉脞麺を選択

肉脞面 (ひき肉ヌードル) を土鍋で提供するほか、汁有りと汁なしを選べるなどの特徴があったほか、近所の店のシュガーケイン割引券も貰えた (完全に買う順番を間違えたのである)

汁なし肉脞面 (確か4.5SGD)
地元民も観光客もやってくるので月曜昼間とは思えない混みっぷり


食後は向かいにあるシンガポール仏牙寺龍華院 (Buddha Tooth Relic Temple) へ
2007年に華僑の人々をはじめ仏教関係者の寄付などで建立された中国風の大きな建物で、内部には大量の仏像や壁画などが展示されている
その量や質に中国や華僑の勢いを感じるのであった

現代の技術で建てられた中国唐代風の寺院

連日ひたすら歩き続けてきたつけで足がだいぶ疲れてきたため、バスでクラークキーへ戻り、ホテルに置いた荷物をピックアップ

次回はいよいよこの旅のメインの一つ、陸路によるマレーシア入国です

*1:特にコーヒーショップはバカ並んでいた

*2:全くアバターを見たことがなかったのでHND-GMP-HND-SINで慌てて最新作を一気見したのは内緒

202308_アジア3ヶ国旅行記⑥_シンガポールの夜編

こん〇〇は、あざらしです

 

だいぶ間隔が開いてしまいましたが8月18日から23日にかけてのアジア3か国旅行について振り返る旅行記第6編です
今回は旅行3日目の夜、シンガポールの有名観光地へ向かいます

前回記事はこちらから

go5festa.hatenablog.com

 

8月20日 (日) シンガポール島内観光②

格安 (シンガポール島内比) ホテルの実力は

クラークキーへ戻り荷物を預けていた*1ホテルにチェックイン
シンガポールはコロナ前から宿泊費がべらぼうに高く、コロナ禍を経てそれがワンランク上がった模様
ドミトリーやカプセルホテルでも30-40ドルとるところも多く、ユニットバス付の個室となると風俗街のゲイラン地区でも100ドルはくだらない (当然マリーナベイサンズなんか手も足も出ない)
そんな中今回のホテル「HOTEL CONFORTO」は、バストイレ共同・窓なしというわけ有ではあるが、中心部に位置していながら鍵を掛けられる個室で8000円という魅力的な値段になっていた

ホテルの外観 隣の日本食レストランの店名が「心臓」でなかなかパンチが効いている

室内のほぼすべて

実際に泊まってみた感想としては…

良かった点
  • MRTクラークキー駅からすぐでマーライオン公園なども徒歩圏
  • フロントは24時間常駐のうえCCTVも多く設置されているようで安心

  • フロントのお姉さん方がとても親切*2
  • シャワー・トイレ共有だが共有の部屋は2部屋/階のみなので基本自由に使える

  • チェックイン前・チェックアウト後ともに荷物をフロントに預けておける
悪かった点
  • 設備は本当に最低限 (ベッドは端に座ると傾くレベルの簡易ベッド)
  • 家電も同様 (エアコンはルーバーが外れかけ・テレビはどのチャンネルも砂嵐・もともと書いてあったけど冷蔵庫なし)
  • シャワー室に脱衣スペースがない (スペースはあるけど仕切りがないので濡れる)
  • (1Fの部屋だったのもあり)フロント前での話し声がしっかり聞こえる

大切な人や記念日に来るかと言われればNOだが、一人旅やオタク同士での限界旅行ではまたぜひ使いたいホテルという感じだったので今回の旅ではまあ正解だったのであろう

夜も眠らない街を歩く

シンガポールの西の端から戻ってきている間に酔いもいい感じに醒めてきたので、街中を徘徊することに
ホテルの周囲は雑居ビルが多いがボートキー方面へと歩を進めると高層ビルも立ち並ぶにぎやかな街になる

高層ビルが並ぶエリアを目指して歩く

更にしばらく進むとシンガポール名物でもあるマーライオンが姿を現した
このマーライオン公園は入り江の向こう側のマリーナベイサンズと合わせた夜景がきれいなこともあって観光客も多い
(ちなみにシンガポール川のボートツアーもSingaporewardsにあったが一瞬で枯れていた)
日本語話者もかなりいたので、世間一般の海外旅行感が出てきた(???)

シンガポール夜景観光」とキャプション付きでパンフにありそうな光景

まるでリバースを喰らったコバトンさん

ここまでくるとマリーナベイサンズ側にも行ってみたくなってしまったので、遠雷が聞こえる中シンガポール川を行ったり来たりして建物へ突撃
人波に逆らって歩いていたらガーデンズバイザベイまで来てしまった

この後の光のショーはなんというか自分の想像を越えなかったので途中で退散
一人で来るのが間違いだといわれてしまえばそこまでではある

ごめん、同級会には行けません。 いま、シンガポールにいます。
のCMでおなじみ?のトムソン・イーストコースト線

夕食を求めてさまよったが、もともと埋立地の公園内なのでほとんど店がなかったので退散
地下鉄を乗り継ぎクラークキー駅前のセブンイレブンで適当におにぎりを買って夕食とした
蒸し暑さと疲れと眠気と*3でふわふわした状態の中ホテルに戻り、とっとと(といっても23時を過ぎていたが)就寝した

この日の歩数:36959歩

次回はシンガポールで迎える雨の朝編を予定しています

*1:といってもフロント脇の空きスペースに転がしてもらっていただけだが

*2:何回か通ったが深夜の一度を除いて毎回同じインド系の方だったのでこの人はいつ休んでるのか不安になるくらい

*3:実は他の要因もあったことが後々わかるがここでは秘す

202308_アジア3ヶ国旅行記⑤_シンガポール島内観光編

こん〇〇は、あざらしです

 

8月18日から23日にかけてのアジア3か国旅行について振り返る旅行記第5編です
今回は旅行3日目の続き、シンガポール市内を観光します

前回記事はこちらから

go5festa.hatenablog.com

 

8月20日 (日) シンガポール島内観光

いざ観光地へ

ホテルに荷物を預けたのち、クラークキー駅から再びMRT (North East Line) に乗り込み終点のハーバーフロント駅まで向かう
ここからユニバーサルスタジオシンガポールなどもある観光の島セントーサ島へ渡る

江ノ島よろしくシンガポール島と橋でつながっていてバスや徒歩でも渡れるが、観光客が使う入島手段は主にセントーサエクスプレス (モノレール) とシンガポールケーブルカー (ロープウェイ) の2つ

ガバガバ地図 ロープウェイには渡海する路線と島内路線の2つがある

今回は事前にロープウェイのチケットを購入していた*1のだが、ハーバーフロントの商業施設内で無事に迷子になり、モノレール乗り場に間違って行きつくなど散々たる有様だった

横浜博のロープウェイが今も東口に残っていたらこんな感じだったかも?

ビルの上層階に上がるとロープウェイがやってくるので近未来都市感がある
幸いにも貸切状態になったので恒例の写真撮影タイム…なのだがなかなか高度があるので立ち歩くのが怖かった

ちょうどポケモンコラボをしていたので中にはピカチュウがいっぱい

これがさいたま湾ですトン……(いいえ)
セントーサ島の休日

ユニバーサルスタジオに行ったり、ゴルフをしたり、ビーチで遊んだりするような相手もいない海豹がわざわざ観光の島に渡ったのは、島の西部にあるシロソ砦 (Fort Siloso) にある戦争記念館*2へ行くためであった
ロープウェイを乗り継いでシロソビーチまで向かう

こちらの路線からもシンガポールの高層ビル群が一望できる

シロソビーチの圧倒的観光地感と後ろに控える貿易港とのギャップがすごい

「しろ」ソビーチなのたん

シロソビーチから砦の近くまでは高架の遊歩道が整備されているので快適に移動することができる

どこか新交通システムを彷彿させるデザインの遊歩道

遊歩道の終点につくと早速大砲がお出迎え

戦争記念館では、1880年代にイギリス軍が要塞として整備を始めてから第二次大戦が終わるまでの間の出来事を、当時の施設をそのまま・あるいは活用した展示を見ることができる

蝋人形などを用いて立体的に当時の状況を知ることができる
展示には英語だけでなく日本語の解説もありとっつきやすい

山下大将がYesかNoかと降伏を迫るシーンから、日本占領下での人々の生活、
翻って日本降伏時の調印式の様子まで克明に記されていた

今の日本とシンガポールの関係はかなり友好的であるが、80年前の日本統治でシンガポールの人々にHell on Earthと思われるだけのことをやっていたということを忘れてはいけないと痛感させられる展示であった

シンガポール島へ戻り次なる観光地(?)へ

来た道を引き返してロープウェイに乗車、シンガポール島へ戻りそのままマウントフィーバーまで乗り続ける
展望台からの眺めが評判だが、生憎雲が発達してしまいイマイチの結果に……

こんどはイーブイだったのでアザラシ/シラコバトに進化してもらおうとする珍獣たち

ロープウェイが高いところを通っているのがよくわかった

雨に降られる前に山を徒歩で下り*3、ハーバーフロント駅へ戻る

地下鉄とバスを乗り継ぎ、シンガポールの西の果て、Asia Pacific Breweryバス停で下車*4
遅刻を恐れて早め早めに動いていたら集合の30分以上前についてしまったが、次の観光とはTiger Brewery Tourへ参加することであった

ド逆光になってしまった
タイガービール工場見学

酒カスと化した2匹

そもそもなぜビール工場見学*5をすることになったかというと、シンガポールの観光局が旅行者向けに企画しているSingapoRewardsがあったからというのが大きい

www.visitsingapore.com

短期旅行者が1人1回無料でツアーやイベントに参加できるというもので、コレの恩恵にあずかった形だ
なかなか人気の企画で中心部のボートクルーズなどは埋まってしまっていたほか、サイクリングツアーなどは英語よわよわ×一人旅にはちょっと難易度が高かったので、日本でも参加したことがあり英語があまり分からなくてもなんとかなりそうなビール工場見学*6になった*7
大学の関係で (?) ビール造りには縁が深いので (??) 個人的にもちょうどよかった (???)

定刻になり案内がスタート、参加者の半分くらいはSingapoRewardsできたような感じだった ピン参加はほかにいなかった
タイガービールの歴史から原料*8・製法や工場の秘密など1時間程度かけて紹介をしてくれる
途中ではクイズが出題され、正解するとタップで1杯多く飲める特典も
日曜日ではあるが製造ラインは動いており、大量の瓶と缶が梱包されていく様子なども見ることができた

歴代のラベルが展示されていた

空き缶で作ったマリーナベイサンズ マーライオンVer.もあった

工場内は撮影禁止だが外には撮影スポットもたくさん用意されていて”映え”にも対応

見学が一通り終了するとお待ちかねの試飲タイム
まずはタイガービールを1杯もらい、事前に渡された5枚のチケットで工場で作られている (ギネスビール*9なども作られているらしい) ビールと引き換えができる
だけでなく、なんとSingapoRewardsでの参加者には追加のクーポン (ビールカクテル1杯+有料のおつまみに使える10SGD分のクーポン) が渡される太っ腹仕様
一人で異国の初日に何をしているんだという感じではあるが、しっかり出来上がらせてもらった 周りの皆様もだったので許してほしい

おしゃれなパブのような空間で試飲 (がぶ飲み) ができる至福

まずは基本のタイガービール 個人的にタイガークリスタルがツボにはまった

さらにさらに、SingapoRewards参加者にはお土産 (瓶ビール1本と限定デザインの水筒ボトル) までくれたので大満足の工場見学となった

マレーシア反復横跳びをするので冷蔵庫のないホテルでとっととビールを消費しなければいけなかったのは残念だった

工場周囲は工業地域でマレーシアと行きかうトラックがバンバン走っていた

見学終了後は酔い覚ましも兼ね20分ほど歩いてEast West Lineの終点トゥアス・リンク駅へ向かい、クラークキーのホテルへ戻る

高速道路と一体化しているのかと思ったが単独駅だった

 

次回はシンガポール・初日の夜の街歩き編です

*1:公式サイトでMasterCard割引をしていたので

*2:なんと入場無料なので全人類いくべし

*3:散策道が整備されており非常に歩きやすかった

*4:ところでシンガポールのバスは全くしゃべらない (アナウンスがない) ので、タイミングを見計らって降車ボタンを押さないといけないので大変緊張した Googleマップがないころはどうしていたのだろうか

*5:ちなみに直接あるいはチケットサイトから予約(有料)して参加することもできる

*6:ちなみに案内をしてくれるお兄さんお姉さんは大変早口でSinglishをおはなしになられるので結局解説がところどころよくわからなった♨

*7:工場の場所が場所なので直前でも余裕で予約することができた

*8:ホップのペレットは酸化臭がしてたので変えた方が良いと思った

*9:ちなみにこれはチケット2枚必要

202308_アジア3か国旅行記④_いざシンガポール編

こん〇〇は、あざらしです

 

8月18日から23日にかけてのアジア3か国旅行について振り返る旅行記第4編です
今回は旅行2日目から3日目にかけて、ソウルを出発してシンガポールへ向かいます

前回記事はこちらから

go5festa.hatenablog.com

8月19日 (土) ~8月20日 (日) ソウル発羽田経由シンガポール
主な乗り物:JL94 GMP 19:20→ HND 21:30 / JL35 HND 24:05 → SIN 06:15

韓国発券航空券の使用開始

帰りも行きと同様に73Hへ搭乗して羽田空港へ向かう
北に向かって離陸するので仁川空港を空から良く眺めることができた

帰りも737-800 (JA304J) 22年2月に白浜へ飛んだまさにその機材だった

あれだけ韓国で食べておきながら機内食もしっかり食べる (デヴ)

暮れていくソウルや仁川の街並みを眺めながら高度を上げていく

2時間もしないうちに見覚えのある東京湾の夜景になる

羽田空港へ到着し、入国手続きをせず、そのまま乗り継ぎコーナーへ
時間が時間なのでほとんど利用者はおらず、スムーズに通過できた
X線検査がゲート式でなく大の字に立つタイプでちょっとびっくり 

関東に住んでいるので国内線乗り継ぎより先に国際線乗り継ぎを使うことに

一日半ぶりに制限区域に戻ってきたが、今回の往路 (GMP→SIN) はFlex Y運賃なので、エコノミークラスを利用していてもサクララウンジを使うことができる*1
酒と食事をしつつシャワールームの空きを待つが40人以上の待ちと絶望的、ギリギリまで粘ったものの、残り6人で無念のタイムアップとなった

さんざん食い散らかした後なので野菜を摂取

深夜発なので安定飛行に入りパンと飲み物が配られると早々に機内が薄暗くなる
中距離便なので朝5時には機内食が配られだした

朝食としてはかなりバラエティ豊富な内容

ほぼ定刻にシンガポールチャンギ空港に到着し、入国手続きへと向かう
アジア各国からの便が来ているのかアジア系の人々でひしめき合っていた

事前にMy ICA*2の登録を済ませていたが、自動ゲートで結構な割合の人が弾かれているので自分もちゃんと登録されているか少し不安になった
無事に通過することができて一安心

チャンギ空港にはターミナル間を結ぶスカイトレインが走っていて、無料で乗れるとあれば乗らない手はない

制限エリア内外でそれぞれ走るものと、車両によって内外が分かれるものとある

まだ朝早いので珍獣らにもお席がご用意された

ジュエル内の滝はまだ営業時間外だった

まずはシンガポールの地下鉄 (MRT) に乗るためのフリーパスを仕入れることに
何種類かタイプがある中でも、せっかくなので記念に持ち帰りたいためSG Tourist Passを購入したかった
Type of Passes - The Singapore Tourist Pass
しかし、販売先とされている空港のCheers (コンビニ) 各店舗をめぐっても、「ここではない」「しらない」「地下鉄駅へ行け」と全く相手にしてもらえない
(画面を見せてもダメだったのでもう売っていないのかも?)

仕方がないので朝食をとって地下鉄駅でSingapore Tourist Passを購入することにするも、第3ターミナル側の改札では取り扱いがなく、せっかく地下まで潜ってきたけどターミナルへ戻りスカイトレイン第2ターミナルへ回ってようやく購入することができた

空港内のショップでカヤトーストを

デポジット10SGDに負けて返却してしまったので写真だけ

色々と予想外の点はあったがとにかくMRTに乗ることができた
まずは荷物を預けにクラークキー地区へ向かう

郊外部では高架駅がほとんど

罰金大国なだけあって色々とうるさい ドリアンは名指しで出禁

ダウンタウン線は無人運転なので最前かぶりつきができるがガラスは汚れていた

クラークキー駅に着き地上に出ると、早速ドンペンちゃんとご対面
駅ビル?はルミネなので日本に戻ってきたかのようだった

都会ですトン

ホテルに荷物を預け、身軽になったのでまずは南部の観光地セントーサ島を目指すことに

次回はシンガポール初日編 (セントーサ島・タイガービール工場見学) を予定しています

*1:近距離のソウル/グアム便は対象外なので帰りはY運賃でも利用不可

*2:シンガポール入国時はネットから申請をしないといけないが登録開始が渡航3日前からなので忘れると大変

202308_アジア3か国旅行記③_ソウル街歩き編

こん〇〇は、あざらしです

 

8月18日から23日にかけてのアジア3か国旅行について振り返る旅行記第3編です
今回は旅行2日目ソウル徘徊の模様です

前回記事はこちらから

go5festa.hatenablog.com

 

8月19日(土) ソウル徘徊編

漢江のほとりで暑さに耐えるあざらし

朝は7時過ぎにのんびりと起床し、東横インおなじみの無料朝食へ

日本同様のスタイルだが、金属製の食器に韓国のりやキムチなどローカライズされていた

行くアテもとくにないままホテルをチェックアウトしソウル方面に向けて出発する
ちょうど急行列車が来たので飛び乗り、終点の龍山まで 優等列車はソウル駅方面へ直通しないのね

ソウル近郊では地上駅でもフルスクリーン型のホームドアが多く写真が撮りにくかった

直前に渡った漢江周辺を散歩してみたくなったので龍山駅でそのまま下車
駅コンコースは通勤列車ホームへの改札とKTXなどの長距離列車用の券売機*1とが並んでいてなんとなく名古屋的な雰囲気を感じた

龍山駅はショッピングセンターや免税店が併設されたデカステーション

外に出ると快晴で、とにかく暑い
朝から何回かスマホに緊急情報*2として「熱中症に注意」と通知が来たのも頷ける

龍山駅すぐ隣の目を引くクソデカ建物はスパ施設らしいがコロナ以来閉館しているらしい

漢江方面へと歩を進めると、すぐに高層ビル群から下町的な家並みへと変化し、河川敷に近づくと今度は高層団地へと街並みは目まぐるしく変わる

三複線を跨ぐこ線橋からKTXの姿を

ミラーレスやビデオ片手の撮り鉄っぽい若者が数人前を歩いていたが、全員漢江手前の踏切に陣取った
後刻貨物列車を見かけたのでそれ狙いのコアなファンだったのかもしれない

奥に見える高層ビル群がちょうど龍山駅のあたり
写真内に2つの踏切が写っていてデルタ線を形成している

漢江のほとりは公園として遊歩道・サイクリングロードとして整備されている
車窓から高速道路を跨ぐ歩道橋をいくつか見かけ、写真が撮れそうに思ってきたものの全体的にちょっと高さが足りず残念

丸みを帯びててかわいい(こなみ)

かなり古そうな車両も ドア窓の小ささにフロロロを思い出す

駅直前なのでKTXと通勤列車の並走がみられたのは面白かった
廃線跡を徘徊する珍獣旅行団

あまりの暑さに限界を迎えたのでそそくさと龍山駅に戻り、地下鉄の冷房で英気を養いつつ北東方面へ(1号線で石渓駅→6号線で花郎台)
花郎台駅からまたしばらく歩く 何も考えていないので次の行先も屋外である

花郎台駅周辺では地下鉄に付け替えられた部分の廃線跡が遊歩道になっている

地下鉄駅からしばらく歩いて着いたのは旧花郎台駅を利用した花郎台鉄道公園
広電とタトラカーがいるという噂を聞きつけて来たが、それ以外の展示物もクセ者揃いで面白かった (ひたすら写真を貼り付ける)

公園の入り口にはオブジェが 左に写るSLはナローゲージ

花郎台駅舎 内部は簡単な資料館 (無料) になっていた

現役時代の制御装置やサボに車内を模した展示なども

パンタがとんでもないことになっているタトラカー 内部は児童図書館に改装されている

珍獣ラ・カー

公園開設にあたって贈られた広電が本線上に

車内は冷房が設置されたほかはかなり原型を留めておりPASPYのロゴも残る

ホームにはSLにけん引されるムグンファ号客車が据付られている

SLは運転台にも乗り込める これはせきたん (石炭と化したしろたん)

駅名標も残るので現役感がある
客車内は時間に関連した博物館になっているようだが韓国語が分からないので入らず
都心へ戻りそのまま空港へ

廃線跡は数キロにわたって京春線森の道という遊歩道になっているが、暑くてとても歩く気になれず地下鉄駅へとんぼ返り

度々インターネットで話題になるトンデムンヨクサムンファゴンウォンで乗り換え

そろそろ腹も減ってきたので地下鉄を乗り継ぎ明洞へ
土曜日ということもあって人通りは多く、久しぶりに日本語での会話も聞こえるように
屋台が並んでいるので適当に食べ歩きをする (パンに餃子にホットクにと食べ過ぎた)

巷で話題らしい10ウォンパン (₩4000) 甘くておいしい

15時も過ぎて疲れが出てきたのでこの先の旅程も考え少し早めに空港へと向かう
乙支路1街から弘大入口で空港鉄道*3へ乗り換え

空港に隣接 (といってもそこそこ距離はある) のロッテモールを徘徊し、一人用セットもあると店頭でアピールしていたプデチゲ (部隊チゲ) 店へ

これに缶ジュースがついて₩11000なので安い

17時50分のチェックイン開始と同時にキオスクで発券*4し、出国手続きへ向かう
前日の羽田と違って空いていたので一瞬で通過することができた (これならもう少し遅く来ても良かったかも)


免税店もいくつかあるが制限エリア内はかなりこじんまりとした印象
残念ながらこの後も国際線に乗ったり国境を越えたりするため何も買えない*5

少し前の公共施設感 (文化ホールとか) のある制限エリア内

手持ち無沙汰にしているとほどなくして搭乗が始まり、約25時間滞在した韓国の地に別れを告げることとなった

この日の歩数:27351歩

次回は羽田乗り継ぎ→シンガポールの朝編を予定しています

*1:こっちは信用乗車方式なので改札機は無い

*2:日本で言うところの緊急地震速報や避難情報と同じ勢いで来るので翻訳かけるまでミサイルでも撃ってきたかとビビった

*3:車内LCDで英語日本語字幕つけて独島はわが領土って宣伝してたので日本も頑張って呉

*4:金浦空港では半券をもぎられてしまったのでちょっと残念

*5:液体は機内持ち込みアウトなうえ、マレーシアとシンガポールを反復横跳びする際に酒類を持っていると面倒なことになってしまう